国家資格について知りたい!分類や種類、難易度や合格率まで徹底解説!

国家資格を取得したいと思っているものの、その種類や分類、受験資格などさまざまなものがありすぎて、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。今回は国家資格について知りたいという人向けに、分類や種類、難易度や合格率までを詳しく解説していきます。また、受験資格のない国家資格やおすすめの国家資格もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

国家資格が欲しいんです

就職や転職、もしくは今後自分で独立や開業をしたいと思っていることから、国家資格を取得したいと考えている人も多いのではないでしょうか。国家資格とは、国が認める資格でもあることから、取得をすることにより仕事の面でさまざまなプラスの効果を得られるものであると言われています。

しかし、このような国家資格は現在種類がとても多いため、どのような資格があるのかわからない人も多いことでしょう。また、国家資格には受験資格があるものも多く、ある一定の条件を満たしていないと受験をすることができないものがあります。そのため、まずは国家資格の種類や受験資格などを詳しく調べる必要があるでしょう。

今回は、このような国家資格についてを詳しく調べてみました。国家資格とはどんなものであり、その分類や種類、難易度や合格率、そして取得することによりどのようなことに有利になるのかなどを詳しく解説していきます。また、受験資格のない国家資格や、おすすめの国家資格などもご紹介していきます。

国家資格についてを知りたかった人や、これから国家資格の取得を考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。こちらの記事を読めば、きっと自分に合う国家資格を探すことができるはずです。

国家資格について

国家資格とは

国家資格とは、国の法律にもとづき、特定の職業に従事する際に必要とされる証明のようなものであり、国や国から委託を受けた機関が実施する資格であると言われています。そのため、資格保有者は、知識や技術が一定の水準以上に達しているということを、国によって認定された人であると言われています。

これらの国家資格には、業務を遂行するために資格の習得が必須条件となっている弁護士などの業務独占資格や、有資格者だけがその名前を名乗ることを認められている中小企業診断士などの名称独占資格、特定の事業を行う際に、その企業や事業所にて資格保有者を必ず置くことを法律で義務づけられている必置資格(美容師や宅建など)があります。

このような国家資格は、資格取得が困難であるものの、国から職業としての地位は保障されているため、社会的信用度が高い資格であると言われています。

国家資格を取るには

国家資格を取るには、資格によっては受験資格が必要なものもあります。そのため、受験資格を満たしていない場合には、その国家資格の試験を受けることができません。そして、その受験資格を満たした上で、受験をし合格した人だけが国家資格を保有することができます。

しかし、このような国家資格の中にも、高卒以上であれば誰でも受験可能であるものもあるため、国家資格を取りたいと思う場合には、まずは受験資格を確認してから勉強を始めるようにしましょう。

その他の資格の種類

国家資格ではないものの、一般的な民間資格よりも知名度が高く、就職に直結する資格が多い公的資格というものがあります。この公的資格は、民間団体や公益法人が行っている試験を受けることにより、取得ができる資格であり、官庁や大臣、都道府県知事などが認定を行っています。

また、このような公的資格の中には、就職や転職に有利に働くだけではなく、国家資格の受験資格を得ることができるものもあります。他にも、民間団体や個人が審査基準を自由に設定できる民間資格もあります。しかし、民間資格の場合には、法令で規定されたものではないため、資格を保有していたとしても、ほとんど社会的な評価がないものもあります。

また、複数の国に拠点を持つ団体が認定していたり、貿易等の国際関係の業務に必要とする資格、外国の資格、公的に定められた国際相互認証資格であるもののことを総称し、国際資格と呼ばれているものもあります。

国家資格の分類

業務独占資格

業務独占資格とは、ある特定の業務に関して、特定の資格を取得しているもののみ従事可能な業務資格のことを指します。そのため、資格がない場合には、その業務を行うことが禁止されています。このような業務独占資格には、以下のような資格があります。

・公認会計士 ・外国公認会計士 ・弁護士 ・外国法事務弁護士 ・税理士 ・医師 ・歯科医師 ・弁理士 ・一級建築士 ・一級水先人 ・不動産鑑定士 ・行政書士 ・司法書士 ・土地家屋調査士 ・第一種作業環境測定士 ・社会保険労務士 ・薬剤師 ・獣医師 ・計量士 ・海事代理士 ・海事補佐人 ・二級水先人 ・測量士

名称独占資格

資格取得者以外の者が、その資格の呼称の利用を法令で禁止している資格になります。業務独占資格の中には、名称独占資格でもあるものも多くありますが、一般的に名称独占資格と呼ぶものの場合には、業務独占性の無いものであるものを指します。主な名称独占資格には、以下のようなものがあります。

・介護福祉士 ・社会福祉士 ・精神保健福祉士 ・保健師 ・臨床工学技士 ・製菓衛生師 ・調理師 ・栄養士 ・管理栄養士 ・技術士 ・技能士 ・マンション管理士 ・土地区画整理士

必置資格

事業を行う際に、その企業や事業所に特定の資格保持者を必ず置くことを法律で定められている資格です。また、業務独占資格の中には、必置資格としての性質を併せ持つ資格もあります。このような必置資格には、以下のようなものがあります。

・クリーニング師 ・管理美容師 ・管理理容師 ・保育士 ・管理建築士 ・エネルギー管理士 ・社会福祉士

登録制度

国家資格の中には、特定の資格が与えられない登録制度(政令や省令によって定められたもの)という種類のものもあります。登録制度の国家資格は、以下のようなものがあります。

・中小企業診断士 ・環境カウンセラー

国家資格の種類

独立が可能な資格

国家資格を取得することにより、独立開業を目指すことができる資格があります。自分で開業したいという人は、このタイプの国家資格を狙うようにすると良いでしょう。独立が可能な国家資格は、以下のようなものになります。

・公認会計士 ・税理士 ・弁理士 ・司法試験 ・司法書士 ・行政書士 ・不動産鑑定士 ・宅地建物取引士 ・土地家屋調査士 ・建築士 ・医師国家試験 ・歯科医師 ・獣医師 ・理容師、管理理容師 ・美容師、管理美容師 ・クリーニング師 ・調理師 ・初生雛鑑別士 ・あん摩マッサージ指圧師 ・はり師・きゅう師 ・柔道整復師 ・製菓衛生師 ・海事代理士 ・パン製造技能士

事務系の資格

国家資格で事務系の資格はあまり多くはなく、以下の2つのみになります。

・金融窓口サービス技能士 ・知的財産管理技能士

運転に関する資格

じつは、運転免許も国家資格の1つだということをご存じでしたでしょうか?運転免許も国家資格であることから、運転免許を持っているというだけでも、さまざまな職の幅が広がる可能性があるのです。運転免許以外の運転に関する国家資格は、以下のようなものがあります。

・指定自動車教習所指導員 ・航空従事者 ・航空管制官 ・航空工場検査員 ・海技士 ・救命艇手 ・船舶乗組衛生管理者 ・船舶料理士 ・水先人 ・船内荷役作業主任者 ・揚貨装置運転士 ・運行管理者

公務員関連の資格

公務員関連の国家資格は、難易度が高いものが多いと言われています。その中でも、もっとも難易度が高い国家資格は、国家公務員総合職(大卒・院卒)です。他にも、裁判所事務官Ⅰ種、衆・参議員事務局職員、外務省専門職、国立国会図書館職員、防衛医科大学校などが、超難関国家資格であると言われています。

・総合職試験(院卒者試験) ・総合職試験(大卒) ・一般職試験(大卒程度) ・一般職試験(高卒・社会人) ・国会議員政策担当秘書 ・国会図書館職員 ・文化庁発掘調査研究職員 ・社会教育主事・主事補 ・労働基準監督官 ・国税専門官 ・法務省専門職員 ・刑務官 ・衆議院事務局職員 ・参院事務局職員 ・裁判所事務官(総合・一般) ・家庭裁判所調査官補 ・防衛省職員(1・2・3) ・自衛官候補生 ・自衛隊一般曹候補生 ・警察官(1・2・3) ・気象大学校学生 ・入国警備官 ・皇宮護衛官 ・小学校教諭免許状 ・中学校教諭免許状 ・高等学校教諭免許状 ・特別支援学校教諭免許状 ・学校図書館司書教諭 ・幼稚園教諭免許状 ・保育士 ・防衛大学校学生 ・防衛医科大学校学生 ・自衛隊看護学生 ・海上・航空自衛隊航空学生 ・自衛隊幹部候補生 ・海上保安(大)学校学生 ・航空保安大学校学生 ・消防官(1・2・3・専門) ・財務専門官 ・税務職員採用試験 ・食品衛生監視員

福祉関係の資格

福祉関係の資格は、とくに女性に人気が高いと言われています。福祉関連の資格は、以下の3つの資格になります。

・社会福祉士 ・介護福祉士 ・精神保健福祉士

生活に関するの資格

身近な生活に関連する国家資格は、以下のようなものになります。これらの資格は、比較的取得しやすい国家資格であると言えるでしょう。

・栄養士 ・調理師 ・美容師 ・調理技能士 ・管理栄養士 ・製菓衛生師 

医療・看護系の資格

医療や看護系は国家資格が多い分野ではありますが、医療事務の分野においては国家資格はありません。医療事務が国家資格であると思っている人も多いようですが、実際には国家資格ではないので、勘違いをしないように注意する必要があるでしょう。

また、医療事務が国家資格ではないからといって取得をしても意味がないということはなく、医療事務の資格は就職の際に有利になることが多いと言われています。以下に、医療・看護系の国家資格をあげていきます。

・保育士 ・看護師 ・薬剤師 ・保健師 ・助産師 ・救急救命士 ・診療放射線技師 ・臨床検査技師 ・臨床工学技士 ・歯科衛生士 ・歯科技工士 ・理学療法士 ・義肢装具士 ・格言語聴覚士 ・作業療法士 ・視能訓練士 ・登録販売者

情報処理に関する資格

インターネットの普及などにより、IT系の国家資格も現在は多くの種類があります。しかし、この中でもシステム監査技術者とITステトラジストは、「超」がつく難関資格であるとも言われています。

・システム監査技術者 ・ITストラテジスト ・プロジェクトマネージャ ・国家資格ネットワークスペシャリスト ・データベーススペシャリスト ・ITサービスマネージャ ・エンベデッドシステムスペシャリスト ・情報セキュリティスペシャリスト ・システムアーキテクト ・応用情報技術者試験 ・情報セキュリティマネジメント ・ITパスポート試験 ・(新)基本情報技術者 ・webデザイン技能検定

コンサルタント系の資格

コンサルタント系の資格は、その分野により分かれているため、今よりもさらに専門的な知識が欲しいと思う人にはおすすめの国家資格です。

・中小企業診断士 ・社会保険労務士 ・土地区画整理士 ・労働安全コンサルタント ・労働衛生コンサルタント ・旅行業務取扱管理者 ・職業訓練指導員 ・マンション管理士 ・ファイナンシャル・プランニング技能 ・レストランサービス技能士 ・管理業務主任者 ・土地改良換地士 ・キャリア・コンサルティング技能検定 ・警備員指導教育責任者 ・貸金業務取扱主任者 ・金融士 ・キャリア・コンサルタント

環境に関連する資格

環境に関連する国家資格は意外と多く、そのほとんどが難易度が高い資格であると言われています。環境に関連する資格には、以下のようなものがあります。

・計量士 ・公害防止管理者 ・建築物環境衛生管理 ・廃棄物処理施設管理者 ・浄化槽技術管理者 ・浄化槽設備士 ・浄化槽管理士 ・浄化槽検査員 ・浄化槽清掃技術者 ・臭気判定士 ・有害液体汚染防止管理者 ・放射線取扱主任者 ・核燃料取扱主任者 ・原子炉主任技術者 ・造園施工管理技士 ・特定化学物質・四アルキル鉛 ・油濁防止管理者 ・特別産廃物管理責任者 ・空気環境測定実施者 ・土壌汚染調査技術管理者

土木系の資格

土木系の資格は、難易度が普通のものが多いため、比較的チャレンジしやすい国家資格です。土木系の国家資格は、以下のようなものになります。

・測量士・測量士補 ・発破技士 ・土木施工管理技士 ・土地家屋調査士 ・土地区画整理士 ・地質調査士 ・ダム管理主任技術者 ・造園施工管理技師 ・コンクリート診断士 ・公共工事品質確保技術者 ・クレーン・デリック運転士

資源・工業系の資格

土木系の資格と同様に、資源・工業系も難易度は普通であるものが多いため、取得しやすい資格であると言えるでしょう。資源・工業系の国家資格は、以下のようなものがあります。

・技術士・技術士補 ・エネルギー管理士 ・電気工事施工管理技士 ・電気工事士 ・電気通信主任技術者 ・電気主任技術者 ・工事担任者 ・飼料製造管理者 ・電気取扱者

海に関連する資格

海に関連する国家資格は、以下の2つになります。海で泳ぐことが好きな人や、船を操縦することが好きな人などには、最適な国家資格です。

・小型船舶操縦士 ・潜水士

国際系の資格

国際系の国家資格は、以下の2つになります。海外とのやりとりなどが多いため、英語が得意である人におすすめの国家資格です。

・外務省専門職員 ・通関士

無線の資格

無線系の国家資格は、全体的に難易度が高いと言われています。以下のようなものが、無線系の国家資格になります。

・総合無線通信士 ・アマチュア無線技士 ・海上無線通信士 ・陸上無線技術士 ・航空無線通信士 ・海上特殊無線技士 ・陸上特殊無線技士 ・航空特殊無線技士

その他の資格

他にも、以下のようなあまり知られていない国家資格もあります。

・高等学校卒業程度認定試験
以前の「大倹」がこちらの呼び名に変わったものです。大倹同様、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。

・和裁技能士
和裁技術の保存やレベルの向上、後継者の育成のために、日本和裁士会が和裁の技術など一定の基準もとづいて認定する資格で、1級と2級があります。 

・気象予報士
気象庁が提供するデータを適切に処理し、「現象の予想」を行う能力をを認定されたものが保有する資格です。台風情報や地震情報といった防災情報などを扱う以外にも、商品の売上動向などのビジネスへとつなげる経済活動においても、深い関わりがある資格であると言われています。

難易度別の国家資格とその合格率

超難関の国家資格

超難関の国家資格には、以下のようなものがあります。そのほとんどの合格率が1〜6%程度と一桁台であり、受験資格も厳しいものが多いために、超難関の国家資格に分類されています。

・医師国家試験 ・新司法試験 ・ 司法試験予備試験 ・国家公務員総合職 ・公認会計士 ・裁判所事務官 ・衆・参議院事務局職員 ・司法書士 ・弁理士 ・第一級総合無線通信士 ・外務省専門職 ・ITストラテジスト ・国立国会図書館職員 ・防衛医科大学校 ・システム監査技術者 ・防衛医科大学 ・国際公務員アソシエートエキスパート等選考試験

難関の国家資格

こちらも、ほぼ合格率が5〜10%程度と、難易度が高めの資格になります。ただし、薬剤師や獣医師、歯科医師に限っては70〜80%と合格率はやや高めではあるものの、試験内容は難関であるものもあるようです。難関の国家資格には、以下のようなものがあります

・一級建築士 ・薬剤師 ・法科大学院 ・不動産鑑定士 ・税理士 ・技術士 ・プロジェクトマネージャー ・中小企業診断士 ・知的財産管理技能士検定1級 ・社会保険労務士 ・通訳案内士 ・電気主任技術者 ・システムアーキテクト ・地方公務員上級職 ・国家公務員一般職 ・行政書士 ・土地家屋調査士 ・ITサービスマネージャ ・法務省専門職員 ・電気通信主任技術者 ・財務管理官 ・気象予報士 ・労働基準監督官 ・国税専門官 ・歯科医師 ・皇宮警護艦 ・法学検定(アドバンストコース) ・獣医師 ・一級陸上無線技術士 ・環境計量士 ・情報セキュリティスペシャリスト ・ネットワークスペシャリスト ・データベーススペシャリスト ・エンベデッドシステムスペシャリスト ・マンション管理士 ・応用情報技術者 ・農業協同組合監査士 ・管理栄養士 ・総合旅行業務取扱管理者 ・海事代理士

難易度が普通の国家資格

合格率が30〜50%程度のものが多く、難易度が普通の国家資格には、以下のようなものがあります。

・社会福祉士 ・保育士 ・宅地建物取引主任者 ・エネルギー管理士 ・FP技能士 ・建築設備士 ・放射線取扱主任者 ・通関士 ・一般計量士 ・公害防止管理者 ・工事担任者 ・キャリア・コンサルティング技能士 ・電気主任技術者(電験三種) ・火薬類製造保安責任者(甲種) ・基本情報技術者 ・知的財産管理技能士2級 ・技術士補 ・測量士 ・二級建築士 ・臭気判定士 ・管理業務主任者 ・ボイラー技士 特級 ・ガス主任技術者 甲種 ・土地区画整理士 ・給水工事主任技術者1級 ・管工事施工管理技士1級 ・電気工施工管理技士1級 ・幼稚園教諭 ・作業環境測定士1級 ・精神保健福祉士 ・危険物取扱者 甲種 ・金融窓口サービス技能士 ・土木施工管理技士1級 ・造園施工管理技師1級 ・労働安全コンサルタント ・労働衛生コンサルタント ・浄化槽設備士 ・自動車整備士 ・第一種電気工事士 ・和裁技能士

難易度が易しい国家資格

合格率が80〜90%台が多く、取得しやすい国家資格になります。そのため、とりあえず国家資格が欲しいという人におすすめです。

・栄養士 ・歯科衛生士 ・製菓衛生師 ・防火対象点検資格 ・司書 ・司書補 ・食品衛生責任者 ・視能訓練士 ・クリーニング技師 ・普通自動車免許

受験資格のない国家資格

環境・工業・技術系の資格

・電気工事士
自家用電気工作物、もしくは一般用電気工作物の工事に関する専門的な知識と技能が必要となり、合格率は60〜70%程度と比較的取得しやすい資格です。

・核燃料取扱主任者
核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律にもとづき、核燃料の加工、使用済核燃料の再処理を行う核燃料物質に関する保安の監督を行う資格で、合格率は20%程度と難関な資格です。

・気象予報士
指定試験機関が実施する知識及び技能についての試験に合格した者が有する資格で、受験資格はないものの合格率5%程度とかなり難易度が高いです。

建築・土木・不動産系の資格

・宅地建物取引主任者
「宅建」の略名称で知られる宅地建物取引主任者(宅地建物取引士)は、不動産の公正な取引を行うために必要な人気資格で、合格率は15%前後であるため難関資格です。

・不動産鑑定士
不動産の鑑定評価に関する法律にもとづき制定された国家資格で、不動産の経済価値に関する専門家になります。合格率は15%前後であるため、こちらも難易度が高い資格であると言えるでしょう。

語学・法律・法務系の資格

・通訳案内士
観光客に対し、外国語の通訳及び観光案内を行い報酬を得る仕事です。合格率は23%程度であるため、国家資格の中では比較的取得しやすい資格です。

・中小企業診断士
経営コンサルティングに関する唯一の国家資格であり、中小企業を対象に経営状態を良好にするために、企業の財務・労務・生産・販売などの経営全般にわたり、改善方法をアドバイスする仕事です。合格率が5%程度であるため、かなりの勉強量と知識が必要になります。

・公認会計士
受験資格はなく誰でも受験が可能であるものの、三大国家資格の一つでもあるた、超難関資格です。合格を目指すのであれば、学習時間は最低3000時間程度は必要であると言われています。

おすすめの国家資格について

独学で取れるおすすめの国家資格

独学でも取れるおすすめの国家資格は、やはり中でも難易度や偏差値が低いものであると言えるでしょう。試験もマークシート形式のものが多く、暗記が苦手な人でもチャレンジができる点もポイントです。以下に、難易度が低く比較的取りやすいおすすめの国家資格を紹介します。

・危険物取扱者 ・調理士 ・消防整備士 ・運行管理者 ・理学療法士 ・介護福祉士 ・栄養士 ・司書

また、中卒や高卒でも1級に直接チャレンジをすることができる、造園施工管理技士もおすすめの資格です。造園施工管理技士とは、造園の立案から計画図の製作、施工、品質、安全の管理などをすべて行う仕事で、同じ造園でも「造園技能士」とは異なり、造園の設計から施工までの一連の管理・監督を行う技術者のことを指します。

また、この造園施工管理技士の資格を取得することにより、社会保険労務士の受験資格をも得ることができるため、社会保険労務士を受験したいものの、受験資格を満たしていないという人にもおすすめです。ただし、中卒でも高卒でも試験を受けることができるものの、1級を受ける場合には3年から15年以上、2級の場合には1年から8年以上の実務経験が必要となるため注意が必要です。

就職に役立つおすすめの国家資格

資格を取って転職をしたい、就活や転職に使える資格が欲しい、というよう人の場合には、以下のような国家資格がおすすめです。

・税理士 ・行政書士 ・金融窓口サービス技能士 ・webデザイン技能検定 ・不動産鑑定士 ・気象予報士 ・栄養士 ・薬剤師 ・保育士 ・ファイナンシャル・プランニング技能士 ・社会保険労務士 ・測量士 ・調理師 ・美容師・理容師 ・指定自動車教習所指導員 ・建築士 ・社会福祉士 ・旅行業務取扱管理者 ・宅地建物取引主任者 ・あん摩マッサージ指圧師 ・システム監査技術者 ・情報セキュリティスペシャリスト ・自動車整備士 ・公務員資格

このような資格を持っていれば、すぐに仕事に役立てることができますが、中にはかなり難易度が高い国家資格もあるため、資格取得自体に時間がかかる場合もあるでしょう。そのため、就職や転職にすぐに活かしたいというのであれば、就職に有利な民間資格を取得した方が良いかもしれません。民間資格で就職や転職に使える資格には、以下のようなものがあります。

・eco検定(環境社会検定試験) ・AFP ・MOS/MCAS

このようなことから、就職や転職を一番の目的としている場合には、自分のニーズにあった資格をきちんと選ぶことが重要であると言えるでしょう。

女性におすすめの国家資格

女性の場合には、結婚して家庭に入ったものの、再就職のために資格を取りたい!というような人がたくさんいます。なぜなら、主婦が再就職をするには、年齢や働く時間が限られていることなどから、就職するにあたり独身の女性よりもハンデがあるからです。

そのため、少しでも就職に有利になるようにと、国家資格を取得したいという人が多いようです。このような主婦でも、資格取得を目指すことができる女性におすすめの国家資格は、以下のようなものになります。

・社会福祉士 ・保育士 ・精神保健福祉士 ・社会保険労務士 ・FP技能士 ・国家資格一般職 ・税理士 ・宅地建物取引主任者 ・行政書士 ・中小企業診断士 ・ITパスポート ・司法書士 ・ネットワークスペシャリスト ・一級建築士・二級建築士 ・視能訓練士

中でも、実務経験がなくても採用されやすい資格は、宅地建物取引主任者、ITパスポート、ネットワークスペシャリスト、一級建築士・二級建築士であると言われています。また、社会復帰したい女性に人気があり、就職に有利であると言われている資格は、医療・介護系です。医療・介護系の業界では、女性が多く実際に働いていることもあるため、求人も多いからです。

このようなことから、女性が国家資格を選ぶ場合には、資格取得後にきちんと自分が役立てられるかどうかを考えた上で決めることが重要なポイントであると言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
国家資格についてを詳しく解説してきました。国家資格にはさまざまな分類や種類があり、資格によっては受験資格が定められていることから、条件を満たさなければ試験すら受けることができないものも多くあるということがわかりました。

そのため、国家資格を取得したい人は、まずはじめに受験資格を満たしているかどうかを確認する必要があります。しかし、中には受験資格がないものもあり、誰でも試験を受けることができるものもあります。このような国家資格とは、現在ではなんと1200種類以上あると言われており、その難易度も資格によってさまざまであると言われています。

そして、国家資格を取得する場合には、このような難易度にも注目して選ぶようにするのがポイントであると言えるでしょう。なぜなら、超難関の国家資格になるとその合格率は1%程度であるものもあるため、国家資格を取得するだけでもかなりの期間と費用が必要になるからです。そのため、国家資格を取得したのちに、自分が何に活用をしたいと思っているかによっても選び方が異なります。

このようなことから、国家資格を取得するにあたり、その国家資格をどのように活用するのかを念頭におきつつ、自分に受験資格があるかどうかやその資格の受験難易度、受験にあたりかかる期間や費用などを一通り先にシミュレーションをすることが重要であると言えるでしょう。

国家資格を取得するためには、まずは自分の目的(就職や転職、独立、今までの経験を活かすなど)にあった国家資格をきちんと選び、試験を受けるまでの流れをシミュレーションし、計画を立てて勉強を進めるようにすることをおすすめします。